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「拠点からの持ち込み 民間が構想」——朝日新聞にてSUM基準のTKB資機材を使った避難所統合運用訓練の実証実験が紹介されました

2025年4月12日付の朝日新聞におきまして、避難所・避難生活学会が提唱する「SUM基準(スタンダード化・ユニット化・モビリティ化)」に基づいた避難所環境改善の取り組みとして、シェルターワンが長野県伊那市および諏訪市で実施した「トイレ・キッチン・ベッド(TKB)」のモビリティユニットを使った避難所統合運用訓練の実証実験が取り上げられました。

SUM基準によるシェルターワンのトイレ・キッチン・ベッド移動式ユニット実証実験の記事(2025年4月12日付朝日新聞)

今回の実験のコンセプトはSUM基準。S(= Standardization)はある程度快適に避難生活を送ることができるための資機材のスペックを標準化すること。U(= Unitization)は、資機材や人がバラバラに届くのではなく一式揃った形で届くようにするユニット化。M(= Mobilization)は、迅速に備蓄場所から被災地に運びこみ現地で設営する機動力化。このSUM基準に沿った形で、コンテナ式トイレやシャワーユニット、250食分の移動式キッチン等一式の避難所ユニットを現地へ持ち込み、災害時における避難所運営の新たな可能性を検証しました。イタリアの先進的事例を参考に、備蓄×機動性を両立する方式として注目を集めています。

今後も民間発のソリューションを通じて、「避難生活死ゼロ」をめざし、安心・安全な避難所運営の社会実装に向けて邁進してまいります。

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